骨粗鬆症対策サプリに含まれている 「ボーンペップ」ってどんな成分?

骨粗鬆症対策サプリに含まれている 「ボーンペップ」ってどんな成分?

患者の80%近くが女性だといわれる「骨粗鬆症」ですが、予防するためにはカルシウムを含め栄養バランスの取れた食事と適度な運動が効果的だとされています。

今のうちから頑張って予防したいところですが、厚生労働省によると必要な栄養素のうち唯一カルシウムは必要摂取量に到達していないといわれています。そこで、どうしても足りない栄養を補うためにサプリメントを活用するのもいいかもしれません。

今回は、そんな骨粗鬆症対策サプリに含まれている話題の「ボーンペップ」という成分について調べてみました。


「ボーンペップ」って何?

骨粗鬆症対策サプリに含まれている 「ボーンペップ」ってどんな成分?

「ボーンペップ」とは、卵黄から発見された「ペプチドたんぱく質」のことで、骨の成長を助け、骨密度を高めて骨を強くする効果があるといわれています。この名前は、「骨(BONE)」と「ペプチド(PEP)」を合わせて名づけられたものです。

この「ペプチド」というのは、たんぱく質を分解して細かくしたものなのですが、それをさらに分解するとアミノ酸になりカラダの成長に欠かせない成分です。

「ボーンペップ」単体では骨を成長させることはできないのですが、カルシウムと一緒に摂取することで、カルシウムのみを摂取するより、いっそう骨を成長させ強化する効果が期待できるのです。


ボーンペップ発見のキッカケ

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さて、卵黄と骨、一見何の関係もないように感じるかもしれませんが、どこから「ボーンペップ」という成分が発見されたのでしょうか?

皆さんはニワトリが卵を産んで、どれくらいの期間でヒヨコになるかをご存知でしょうか? 実は、ニワトリの卵は21日間お母さん鳥が温めると孵化してヒヨコになります。

つまり、あの卵の中にはヒヨコの成長に必要なものがすべて含まれていて、たった21日間という短い期間で成長してヒヨコになるというわけです。その成長のスピードに注目して卵の成分を研究したところ、卵黄の中にある「ペプチド」が骨を作り、成長促進のサポートをしていることがわかったのです。

このサポート力を人間にも応用できないかと研究した結果「ボーンペップ」がうまれました。


ボーンペップが骨粗鬆症を予防するメカニズム

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骨粗鬆症患者の80%近くが女性だというのは、骨の健康と女性ホルモンが密接にかかわっているからだと考えられています。

女性ホルモンは骨を作るはたらきがあるのですが、年齢を重ねるごとに女性ホルモンのバランスが崩れやすくなり、さらに更年期や閉経にともなって女性ホルモンが急激に減少するためだとされています。こうして骨密度が低下し骨がもろくなりやすくなってしまうのです。

そこで、「ボーンペップ」はどんな役割を果たしてくれるのでしょうか?

1. 骨の成長をサポート

ボーンペップは骨の成長を促進する効果があります。成長期のお子さんが摂取するといっそう骨が伸びやすく成長するといわれています。

成長期ではない大人や、女性ホルモンが減少してきた女性が摂取する場合でも、ボーンペップには骨をつくる「骨芽細胞」を増やし、その細胞を活性化させるはたらきがあるため、カルシウムとともに積極的に摂ることによって骨の形成が促進され、健康な骨作りに役立ちます。

2. 骨密度を高め、骨を強くする

ボーンペップには、骨密度を高める効果があります。骨は新陳代謝を繰り返していて、古い骨は「破骨細胞」のはたらきで壊され、「骨芽細胞」のはたらきで新しく生まれ変わっています。

ところが、さまざまな原因により、新しく骨が形成されるよりも、骨が破壊・吸収されるはたらきが強くなることによって、骨密度が低くなり骨がもろくなってしまうのです。ボーンペップには、骨を壊す「破骨細胞」を抑制する効果があり、骨密度をキープし高めるはたらきがあります。

このように骨密度が増すと、衝撃などにも強い丈夫な骨になります。


まとめ

骨粗鬆症対策サプリに含まれている 「ボーンペップ」ってどんな成分?

いかがでしたか? 今回は、最近話題の成分「ボーンペップ」のはたらきを調べてみました。

知らず知らずのうちに衰えていく骨ですが、お肌のように目に見えないぶんケアがおろそかになりがちです。歳を重ねて痛みが出たり、骨が弱くなったりしてからでは回復に時間がかかってしまいます。今のうちから“骨のアンチエイジング”を意識したいものですね。

今回は「ボーンペップ」について考えましたが、骨を強くするためには、ボーンペップやカルシウムだけではなく、ビタミンDやビタミンK、コラーゲンやミネラルなどバランスよく栄養素を摂ることが大切です。

この記事を参考に、ぜひ丈夫で健康な骨づくりをしていきましょう。

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