関節痛予防にはグルコサミンとコンドロイチンだけでは不十分?

関節痛予防にはグルコサミンとコンドロイチンだけでは不十分?

年齢を重ねるにつれて悩む人が多くなる「関節痛」。これから寒くなっていくといっそう痛みが増して辛いですね。

そんな関節痛予防に、いろんなメーカーから「グルコサミン」や「コンドロイチン」などのサプリメントが発売されています。たくさんありすぎてどれを選べばいいか迷ってしまうほどですよね? 

ところで、関節痛予防といえばこの二つの成分が有名ですが、それだけで十分なのでしょうか?


関節痛が起こるワケ

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ひとことに「関節痛」といっても、関節に痛みを感じる原因はさまざまです。

例えば、関節リウマチや痛風、スポーツなどで関節に負担がかかり靭帯や軟骨を傷めるなど、きちんと病院で受診して対処しなければいけないケースがあります。そんな中で、加齢にともなって生じる関節痛の原因の多くは、「変形性関節症」だといわれています。

「変形性関節症」というのは、加齢により関節をスムーズに動かせるように“クッション”のような役割を果たしている「軟骨」が、もろくなったりすり減ったりして“クッション”がうまくはたらかなくなり、骨同士が直接ぶつかって神経を圧迫するために痛みが生じるものです。

とくにカラダ全体の重みを支える「ヒザ」は関節の痛みが起こりやすい部分です。


「グルコサミン」「コンドロイチン」の効果とは

関節痛に効くサプリメントに含まれていてほしい成分

グルコサミン

「グルコサミン」とは、軟骨の構成成分である糖の一種で、糖とアミノ酸が結びついた成分のことです。もともと「グルコサミン」はヒトの体内に存在し、軟骨以外にも皮膚や爪、靭帯などで柔軟性や弾力性を保てるような役割を果たしています。

また、グルコサミンは軟骨の主要な成分「プロテオグリカン」という成分を生成し、軟骨が“クッション”のようなはたらきができるように助けています。

ところが、年齢を重ねるごとに体内のグルコサミン量が減っていくとされています。研究によると、このように年齢とともに減っていくグルコサミンをサプリなどで摂取することによって、すり減った軟骨を修復させ、変形性関節症の炎症を抑制して痛みを軽減できるといわれています。

コンドロイチン

「コンドロイチン」とは、グルコサミンから生成される軟骨の主要成分「プロテオグリカン」の約30%を構成する重要な成分です。軟骨の水分を保ち、弾力や柔軟性を持つことができるように助けています。

さらには軟骨に栄養分を運び、老廃物を排出するという重要なはたらきがあります。コンドロイチンには関節痛の症状を和らげるといわれていますが、グルコサミンと同時に摂取することで相乗効果が期待できるようです。


その他の大切な成分

タマゴサミンに含まれているアイハ(iHA)って何?

ヒアルロン酸

「ヒアルロン酸」は、お肌の美容成分だけだと思われがちですが、軟骨を構成する成分のひとつでコンドロイチンと同じく、グルコサミンから生成される成分のひとつです。

ヒアルロン酸には優れた保水力があり、軟骨のスムーズな動きに役立ちます。ところが、年齢を重ねるごとに体内での生産量が減少してくるため、積極的に補うことが大切です。

ただ、ヒアルロン酸単独では体内に吸収しにくいとされていますから、グルコサミンと一緒に摂取することをおすすめします。

コラーゲン

「コラーゲン」も、ヒアルロン酸と同じように美容成分として有名ですが、実は軟骨を構成するタンパク質の一種で、体内に存在するコラーゲンのうち約20%が骨や軟骨に含まれています。

コラーゲンは軟骨細胞を結びつけて軟骨に弾力を与え、関節が滑らかに動けるようにサポートしていて、健康な軟骨作りに欠かせない成分です。

ところが、コラーゲンもグルコサミンやヒアルロン酸と同じように加齢とともに減少していくといわれています。グルコサミンだけでなくコラーゲンを合わせて摂取することで、関節の痛みを軽減させる効果が期待されています。

アイハ(iHA)

「アイハ(iHA)」とは、たまごの黄身に含まれるタンパク質に特殊な処理を施すことによって抽出・精製された「卵黄ペプチド」という新しい成分のことです。

アイハ(iHA)の最大の特徴は、軟骨のヒアルロン酸を作り出すはたらきをする「軟骨細胞」を増やし、結果としてヒアルロン酸を自ら生成するチカラをサポートする、という点です。

従来のサプリメントでは、「グルコサミン」や「コンドロイチン」、「ヒアルロン酸」や「コラーゲン」など足りなくなった成分を“外から補う”というものですが、「アイハ(iHA)」は自らカラダの中で潤い成分「ヒアルロン酸」をつくり出すことができるようになるのです。


複数の成分をバランスよく摂取したい

関節痛予防にはグルコサミンとコンドロイチンだけでは不十分?

今回は、関節痛に効果があるといわれる「グルコサミン」や「コンドロイチン」と、あわせて摂取することでいっそう効果が得られるその他の成分をご紹介しました。

さらに、近年発見された新成分「アイハ(iHA)」の効果もご紹介しています。

ただ、どの成分も「サプリメント」であって「薬」ではありません。「これを飲めば関節痛が治る!」という過剰な期待はできませんが、“痛みを少しでも改善するサポート”と位置付けて取り入れるといいですね。

また、今は関節に問題がない人も、今後の関節痛予防として取り入れるようにしましょう。

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